切り込む話

こんにちは

 

 

和風な縁側で鯉の泳いでいる池がある庭を眺めるような、落ち着いた生活するのがひそかな僕の夢です。 ししおどしとかも風流でええですなあ。

 

 

今回は太宰府での「悪だくみ」に参加させていただいた話。この悪だくみという言葉選び、すごく好きです。

 

本企画のコピーは太宰府から盛り上げる。

 

太宰府「を」ではなく太宰府「から」盛り上げるなんですよね。

 ミソとなる部分なのかなと個人的に思います。

 

うまく自分の言葉として落とし込めないのが悔しいところ。進んでいくうちに言語化できるように。

 

大学教授から民間企業の方、食の専門家や地元のお茶屋さん、市議員の方までいらっしゃるという入り混じり具合。繋がりすげえ。全く畑の違う人の集まりのように見えて、太宰府を盛り上げたいという一つの信念、好奇心の下に集まっている。どういう化学反応が起きていくのかも楽しみながらお手伝いできればと思います。

 

 

ここからは学生と社会人混じりのチームで話したことや、自分なりに考えたことをつらつらと。

(最初に、社会人お二人がそれぞれ取り組まれていることの話を聞いて、バイタリティというかやりたいことに本気で向き合ってるというのをすごく感じた。)

 

太宰府といえば太宰府天満宮、この一極集中が良くも悪くもとなるところ。しかし、全国的にも名の通ったスポットが一つでもあるというのは観光地としては十分強い。

 

天満宮近辺は観光地として栄えているが、少し離れると太宰府「らしさ」は薄れて「らしさ」を感じられるような要素は少なくなる(飲食店や旅館)。公共交通機関も通っているので、移動の足に特段困るということも少ない。平坦な立地を生かした散歩もありだねーって話も。(似た街の京都だと結構急な道もある、らしい。)

 

観光地の宿命というべきか、普通の平日やシーズンでも悪天候になるとお客さんが少なくなるというのも三十三茶屋の松谷さんから生の声として出てきて。老若男女、地元客と観光客の共存という部分が大切かな。

 

歴史的な側面を生かす案として教科書ツアーというのも。道真公のイメージが先行しがちだけれど、最近では令和ゆかりの坂本八幡宮も話題となったり学びの場としては事欠かない。

 

 個人的には太宰府の「和」な雰囲気が好きなので活かしたい所ではあるけれど、今までに使い古された考えにはなるだろうから新しいアプローチ、切り込み方こそが今回の考えどころとなりそう。

 

 

自分の興味のあることだけをたくさん吸収するというのはもちろん大事だろうけど、幅を持たせたいという自分の考えには少しそぐわないところ。棚ぼたから得られるこぼれ話が好物なもので。

 

そういう意味ではすごく有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

今回のことでいえば懇親会の際の断食や食の話が当てはまって、自分ではなかなか拾いに行こうとなるテーマではないんですよね、正直。でも、専門家の方から口から話を聞いてみるとなかなか興味深かったり。

 

帰り道ではゼミの三年生の先輩ともお話をさせていただきました。電車の方向が反対だったので少しの間。本当はもっと色々と話を聞き出せたら良かったのだけど。同じゼミの先輩とはいえ、こういう機会がないとなかなか交流するできることもないのかな。

 

 

今回はこの辺で、では。

 

 

切り込むには研ぎが全然足りないなあ、引き出す力も。全集中。